| 銀河鉄道:バス会社の山本社長、念願の定期路線 あす「小平学校... date:2008/04/10(Thu) 18:41 |
4月6日15時1分配信 毎日新聞
◇起業9年 自他ともに認めるバスマニアの山本宏昭さん(44)が社長を務める東村山市のバス会社「銀河鉄道」が7日から順次、小平市と東村山市周辺で念願の定期路線バスの運行を始める。幼いころにバスに魅せられ、家業の酒屋を手伝いながら1999年に起業。徐々に事業を拡大し、自前の路線開設にこぎつけた。山本さんは「大好きなバスで交通過疎地域の便を良くして、地域の活性化につなげたい」と意気込んでいる。【山本太一】 東村山市青葉町の自宅兼酒屋の前にバスの停留所がある。物心ついたころには大のバス好きだった。大学在学中に第2種免許を取得し、卒業後に酒屋で働きながらためた金で中古バスを買った。自家用ナンバーでドライブを楽しむ一方、配達の合間にピカピカに磨き上げた。バスの掃除に夢中になるあまり、配達が遅れてしかられたことも。そんな山本さんはバスの魅力を「大きな車体なのに滑らかに、優雅に動くところ」と表現する。 社名は設立年と人気アニメ「銀河鉄道999」を引っかけ、「全国的にもバス事業は大手の独占状態。そんな真っ暗な銀河の中を小さな会社で突き進む」という覚悟も込めた。知人が経営する斎場まで利用者を運ぶ「特定事業」から始めた。01年から運行する東村山市のコミュニティーバスでは、自ら交通量を調査してまとめた提案が採用された。コミュニティーバスのほかスクールバスを運行するまでに成長。今では16台のバスを保有し、社員も約40人に増えた。 定期路線バスに必要な国土交通省の「乗り合い事業」の許可は3月に受けた。7日に小平市のJR新小平駅から東村山市の明法中・高校まで約4キロの「小平学校線」を開設する。明法や母校の明治学院大付属高など周辺3校の生徒の利用を想定している。16日には西武新宿線東村山駅から東久留米市の柳泉園グランドパークを経由し東村山駅に戻る7・5キロの「青葉恩多町線」の営業を始める。両路線とも大人170円、子供90円の均一運賃。 「2路線は幹線道路から外れ、大手も手を出せなかった。採算を取れるかどうか分からないが、地域がどう変わるのか楽しみ」と語る山本さん。自身もバスのハンドルを握り、夢の一歩をスタートさせる。 〔多摩版〕
4月6日朝刊
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